2008年10月7日(火)
マラソン選手は、なぜみんな中国・昆明にいくのか?
高橋尚子(ファイテン)、土佐礼子(三井住友海上)、坂本直子(天満屋)、弘山晴美(資生堂)などのマラソン選手や陸上の長距離選手が、そろって合宿には、中国・昆明に行きます。
ではなぜみんな、中国・昆明なのでしょうか?
中国・昆明とは、 中国の南に位置し、雲南省の省都であり、雲南省の中部に位置しています。海抜は1894メートルで、年間平均気温は14.5℃と温暖なことから、「春城」(春の街)と呼ばれています。漢、イ、べー、ハニ、チワン、タイ、ミャオなど26の民族が居住しており、総人口は350万人。昆明は中国の名高い歴史文化の都市の一つで、東南アジアへの交通の要塞であり、玄関口でもあります。気候に恵まれているうえ、麗しい高原風景、歴史文化と様々な民族風情なども持ち合わせているため、街は活気にあふれています。
さらに昆明は、さまざまな練習環境が整っています。かつて、世界中を驚かせた、“長距離集団・馬軍団”の本拠地でもありました。練習するためのアップダウンのあるコース、1300段の階段を有する山もあり、脚のの筋肉を鍛えるのには最高の場所です。 さらにさらに、なんと温泉まで沸いているのです。練習で疲れた体を休めるのにはもってこいの条件です。そして、なぜか“富士温泉”という名の、富士山が描かれた銭湯風の温泉もあるそうです。
みんなが行きたくなるわけですね。 mytelも行ってみたい。
アテネ五輪、マラソン金メダル野口みずき選手のシューズの秘密。
42.195kmを走りぬくマラソン選手にとって、シューズは陰の主役とも言える存在です。選手の足にフィットすることは、もちろんのこと、マラソンのコース状況、当日の天気など、さまざまな条件を考慮して、選手は慎重にシューズを選んでいます。
そんなマラソン選手の期待に応えるように、メーカーは日々シューズの開発に取り組んでいます。フィット性、軽量性、路面把握性、衝撃吸収性、耐久性など、さまざまな観点から分析し、工夫を重ねているのです。中には、意外な素材に着目し、使用されているものもあります。
2004年アテネオリンピック・マラソンに出場し、金メダルを獲得した、野口みずき選手のシューズこそ、ある意外な素材が含まれていたのです。
野口みずき選手のシューズは、実は、「モミガラ入りシューズ」だったのです。 アテネのコースは、路面舗装に大理石が含まれており、非常に硬いだけでなく、濡れると滑りやすいという、ランナーにとっては、非常に厄介なコースでした。特にレース当日は、酷暑対策のために水がまかれるので、滑りやすくなるため、グリップ力の優れた靴が必要だと、考えられました。
そこで、野口みずき選手が、レース当日のシューズに選んだのは、ソールのスポンジラバーに、お米のモミガラが混ぜられた特製シューズでした。従来のウレタン製のソールに比べ、バネは劣るものの、路面のグリップ力では、65%も上回るという優れたものでした。
アテネオリンピックに出場した三選手のうち、モミガラ入りシューズを選んだのは、野口みずき選手ただ一人。その野口選みずき選手が、見事金メダルを手にしました。その陰には、モミガラ入りシューズという、頼もしいパートナーの存在があったからです。
今回の北京五輪での野口みずき選手の欠場は、残念でした。
早い復活を期待しています。