山崎一彦のたわごと

山崎一彦のブログへようこそ
イギリスの在外研修も終了.日本と九州のスポーツ界を盛り上げていきましょう!

← 2010年3月 →

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
My Yahoo!に追加 RSS
Counter

2010年3月12日(金)

今度は400mHファイナリストにコーチング

2001年為末大がメダルを獲得した大会の男子400mHでファイナリストになったJ.ムジク(チェコ:自己記録48秒27)が,私たちの練習グループに加わりました.1999年から台頭し,常に世界大会では準決勝まで進出しているコンスタントに強い選手です.

彼は,2006年に膝の手術をしてから,3度目の手術を昨年しました.33歳ということで年齢的にも厳しいことから,メインスポンサーなどのサポートがなくなりましたが,再起をかけてロンドンへ向けてトレーニングをし始めました.

今回は,日本人のハードルコンセプトと似ているということで,チェコから10日間私たちのトレーニングに加わりました.
まだまだ,完全ではありませんが,このようにインターナショナルにトレーニングできることは,若い選手にとってもプラス材料になるでしょう.

相変わらず,技術の説明というのは日本語でも難しいのですが,英語も奥深いところまでなかなか話せないですね.
そんなところはデモンストレートしてみせて,分からせる作業をしたりしています.
しかし,デモンストレートもそろそろ危なくなってきました.ビデオで確認すると,速い動き,キレのある動きは出来るが,肝心の力感がないことに気がつきました.

今までは見せてしまった方が,選手の上達が早かったのでそちらの方向に頼っていましたが,今後は少しずつ言葉の技術を覚えていかなければなりませんね.

いろいろな環境が異なる人を教えることは,かなり勉強になります.ほとんどの外国人は,自身の意見をグイグイ押し込んでくるので,こちらも「I think...」のような使い方はせず,「こうしたほうがよい!」「つぎはこうなる」といった方がテンポが良いようです.

昨年,こちらでコーチングした時に「〜と思う」発言を多用していたら,「私はあなたの意見を求めていて,あなたの意見が全て正しいのよ」と選手から教えられました.
どうも泣けてくるような後押しでした.

日本ではどうしても,断定しない使い方をします.また,競技に断定がないのも確かだと思って,このような言い方をしてしまいます.
特に私は,このような言い方をしているようです.

外国では,根拠のある意見として話しをして,相手が納得しなかったら相手はまた質問や意見をしてくるので,ある程度断定的でもよいのだと思いました.

日本は「思う」「考えている」くらいにしないと意見が返ってこないでしょうから,使い分けをしていかなければなりませんね.
ただ日本人の競技者も,海外で戦うならそのくらいしてもいいと思います.あっと,「思います」を使ってしまいますね.
日本人もして良い.ですね.

作成者 山崎一彦 [ コメント : 2]

2010年3月2日(火)

イギリス練習風景2

女子の方は,福岡大学の2人が参加.
昨年調子の悪かった田中千智は,順調に練習をしています.
この日も52秒台で走る選手にきちんとついていけました.
春からのシーズンが楽しみになってきました.

作成者 山崎一彦 [ コメント : 0]

イギリス練習風景1

男子の方は400m北京五輪入賞者のM.ルーニーや,世界選手権入賞者のD.ギリックなどと,200m3本2セットを90秒リカバリーで行いました.

最後の1本は・・・
ビデオに収まりきれないくらい...みんな小さくなって...

こんなに離れてしまいました...
速さは23秒から24秒台で2セット目から力の違いを見せつけられました.

敗因は,アウェーであるための対処が出来ていないこと.
ほとんどの選手がイギリス人のいい成に動いてしまうこと.そのため要領を得ず,常に後手後手の行動に走ってしまうこと.
また,外国人とのリズムや自身でつくる「あいつらは速い」といった先入観にとらわれてしまって,走りの効率性を欠いてしまったこと.
または,そもそも練習が弱いこと.

これらが推察されます.
経験によって,様々な状況を排除してくことが出来ますが,あとは自身がそれらの方法について気付けるのか,否か.

少なくとも日本に帰って,日本人と走るのが楽になると思いますが,それらより上を見て欲しいと思っています.

作成者 山崎一彦 [ コメント : 0]
前の記事  |  次の記事